Storage

本プロジェクトではCO2貯留技術として、主に貯留層探査技術、CO2貯留技術を開発・検証しています。

貯留層探査技術

貯留場所は、活断層などが近くに存在せず、しかも、CO2を貯留するのに適した地層(貯留層と遮へい層)が存在することが条件になります。

弾性波探査の概念図

さらに候補地となった場所の地質データを収集するために調査井(ちょうさせい)を掘削し、地質サンプルの評価を行います。これらは、石油や天然ガスの探査で培われた実績のある技術を利用しています。

CO2貯留技術

地上または海底から「貯留層」までの圧入井を掘削し、約1,000m以上の深い地中にCO2を圧入します。海底に圧入井を設置する場合、CO2輸送船から直接圧入する方式も検討されています。圧入井の掘削には、石油や天然ガスの試掘井や生産井と同様の技術が利用されます。

CO2の貯留には、塩水を多く含む帯水層や枯渇した油田やガス田等を利用する「帯水層貯留」と、CO2を圧入することで原油の回収率向上をめざす“EOR”(Enhanced Oil Recovery)があります。米国では年間数千万トンのCO2が“EOR”で圧入されています。日本には、“EOR”に利用できる油田がほとんどないため、帯水層貯留方式のCCSが想定されています。

CCSの貯留方式の種類